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7月 さくらんぼに膨らむ期待!風薫る

 7月の惠泉塾は、風薫るみずみずしい余市豊丘の自然に囲まれて、1年中で一番美しい季節を迎えた。犬の散

歩に出てこのエリアをぐるりとひと巡りする永き日の夕暮れ時が、生きている幸せを最も感じる、という人が多い。  聖書と自然が神を教えている、と内村鑑三は言う。北海道の片隅にまだまだ残っていた手付かずの大自然から、彼自身が神を教えられたという。この世界は神の自己表現に満ち満ちている。天然、自然が神ご自身を表現している。神はこの世界に満ちている。大自然は神を刻印している。神の命が息づき、神の真理が散りばめられているので、目が開かれれば開かれるほど、この神を覚えざるを得ない。  神が創造された世界は、ご自分の自己表現の手段として、ご自身のためにお造りになられたのだ。そのことが、愛犬と歩きながら素直にストンと心に落ちて、生かされている喜びを噛みしめる。精一杯、今日一日の労働を神に献げて肉体はくたびれていても、神に対する喜びが静かに溢れ、草いきれにくらくらするほどの生命力を感じ、残照の中自然に祈りが突き上げる。  神のために献げられた仕事は、たとえそれがどんなに小さくとも神の前には価値があり、その人の人生を価値あらしめるという。惠泉塾でこれから始まる“さくらんぼ戦争”、今年は忙しくなりそうだ。昨年の不作も取り返す豊作を予感させる勢いで成長し、木々は収穫のときを待っている。美しい自然の恵みを目に焼き付けて心に刻印し、全国で待っていてくださる方々のために良い汗を流して働きたい。